このような症状の方へ

発熱

発熱は普段私たちが経験する症状のなかで、もっとも頻度が高いものかもしれません。

多くの場合感染症といって体の中にウイルスや細菌が侵入し発熱を起こしますが、時にがんなどの悪性腫瘍、膠原病、などのことがあり微熱が長く続くような場合は注意が必要です。
発熱に随伴する症状として、かぜ症候群ではのどの痛み・鼻水・鼻閉などを認め、頭痛・関節痛などはインフルエンザのときに多く認めることがあります。
激しい咳や痰が多いときは、気管支肺炎を起こしている疑いがあります。また最近ではマイコプラズマ肺炎や肺結核にも注意が必要です。
のどに強い痛みを合併する場合は急性扁桃腺炎のことがあり注意が必要です。
血尿や排尿時の痛み、違和感がある場合、腎盂腎炎など腎臓や尿路系の病気にも注意が必要です。
高い熱とともに激しい頭痛、悪寒、首のいたみ、意識障害が見られる場合は髄膜炎という疾患のことがあり、この病気では入院治療が必要なことがあります。
発熱が続く場合やいつもと比べて様子がおかしいときなどはなるべく早めに診察を受けましょう。

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