定期予防接種

子宮頸がん予防ワクチン

対象の方
小学校6年生相当年齢~高校1年生相当年齢の女子
キャッチアップ対象の方

ワクチンの概要
現在国内で接種できるワクチンは3種類あり、HPV16型及び18型の2価ワクチンと、6型及び11型も加えられた4価ワクチンがあります。
令和5年4月からHPV16/18/31/33/45/52/58型及び6/11型の9価HPVワクチン(シルガード9)が追加されました。
副反応として、注射部位の痛み、発赤及び腫れ、軽度の発熱、倦怠感などがありますが、一過性で軽快します。 接種後に失神(血管迷走神経反射)が現れることがありますので、30分は立ち上がるのを避け、イスで休憩して頂きます。



病気の概要


ヒトパピローマウイルス(HPV)感染は特別な感染症でなく、性行為によって感染し、誰もが感染する可能性があります。多くは自然に消失しますが、一部が持続的に感染することで、がんに至ることが明らかになっています。100種類以上の遺伝子型がありますが、そのうち問題になるのが発がん性の高い遺伝子型の感染です。近年20~40歳代の子宮頸がんは増加傾向にあり、ワクチンでHPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見することで子宮頸がんの予防ができます。

(予防接種ガイドラインおよび厚生労働省発表より参照)

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