定期予防接種

麻しん・風しん混合ワクチン

対象の方

1期:生後12月から生後24月に至るまでの間にある方

2期:5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間にある方

3期:中学1年生相当の年齢の方

4期:高校3年生相当の年齢の方


病気の概要


麻しん
麻しんウイルスによる全身感染症で、ウイルスは空気感染します。ウイルスに感染すると約10日後に、発熱とかぜのような症状が始まり、2~3日発熱が続いてから、高熱とともに発疹が出現します。発疹は3~4日で色素沈着を残して消えます。重篤な合併症である脳炎の発症は約1000人に2人、亜急性硬化性全脳炎の発症は48000人に1人といわれています。

風しん
風しんは、ウイルス感染後2~3週間後に発疹が出現し、発熱、首リンパ節の腫れなどの症状が出現します。予後は一般に良好ですが、血小板減少性紫斑病が3000人、脳炎が6000人に1人見られます。また、妊娠初期に風しんウイルスに感染すると、胎児に感染して先天性風しん症候群が高い確率で発生することが問題になっています。
いずれのウイルスもワクチンによる予防が非常に効果的なウイルスです。

(予防接種ガイドライン2012年より参照)

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