定期予防接種

4種混合・3種混合・2種混合ワクチン

4種混合(DPT-IPV)


対象疾患はジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオです。


対象者 40~74歳の世田谷区国民健康保険加入者。 65歳以上の方には生活機能評価があります。 対象疾患はジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオです。


3種混合(DPT)


対象疾患はジフテリア、百日せき、破傷風です。


対象の方 1期初回:生後3ヶ月から生後90月に至るまでの間にある方で、標準的には生後3月に達した時から生後12月に達するまでの期間に3回接種します。 1期追加:生後3ヶ月から生後90月に至るまでの間にある方で、標準的には1期初回接種(3回)終了後12月に達した時から18月に達するまでの期間に行います。


2種混合(DT)


11歳以上13歳未満


病気の概要


ジフテリア
ジフテリアはジフテリア菌の感染によって起こる急性感染症で、咽頭や鼻に侵入し発熱、咳、鼻炎症状などさまざまな症状を引き起こします。また毒素により心筋炎、神経麻痺などの重篤な症状を引き起こし死亡することもある病気です。

百日せき
百日せきは百日せき菌の感染により、カタル期と呼ばれるかぜ症状が1~2週間ほど続き、その後連続性の激しい咳が発作性に起こり、静脈圧の亢進により顔面の紅潮、目の周りのむくみ、眼球結膜の出血等が現れることがあります。特に乳児期には無呼吸発作のためチアノーゼ、けいれんを起こすことがあり、脳症を起こし重い後遺症を起こすことがあります。

破傷風
破傷風菌は広く土壌に分布しており、ケガややけどから体内に侵入します。侵入した菌は毒素を生産し口の周りや顔の筋肉のけいれんを起こし、やがて激しい筋肉のけいれんとなり死に至ることもある病気です。
いずれも正しく予防接種し、免疫効果をつけることで予防ができる病気です。

ポリオ
ポリオは「脊髄性小児麻痺」ともよばれ、日本では1981年以降自然流行がなくなりましたが、世界のいくつかの国では依然流行がみられています。ポリオウイルスに感染した場合、治すための有効な治療はありません。したがって、予防接種のみが有効な対処方法になるため、世界中でポリオが根絶するまで、ポリオに対する免疫を持っておくことが重要です。

(予防接種ガイドライン2012年より参照)

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